現地時間26日に開会式を迎えたパリ五輪は同2日、大会8日目を迎える。ここまで日本は金メダル8個、銀メダル3個、銅メダル5個の計16個のメダルを獲得している。

■柔道
女子78キロ超級では東京五輪金メダリストの素根輝が連覇に挑む。男子100キロ超級の斉藤立(22、ジャパンエレベーターサービス)は初出場。斉藤は、オリンピック2連覇を果たした斉藤仁さんの次男で、親子2代で金メダルを狙う。

■バレーボール
世界ランキング3位のバレーボール男子日本代表は、アメリカ(同6位)と予選リーグ最終戦を迎える。初戦はポーランドに敗れ、黒星発進。2戦目のアルゼンチンには3-1と今大会初白星を飾り、予選リーグの通算成績を1勝1敗としている。

■陸上
女子5000m予選には、田中希実(24、New Balance)、山本有真(24、積水化学)、樺沢和佳奈(25、三井住友海上)が出場。今大会1500mと2種目に出場する田中は、日本女子史上初の2種目入賞を狙う。女子三段跳にはこの種目で日本女子初出場となる森本麻里子(29、オリコ)、男子10000mは太田智樹(26、トヨタ自動車)、葛西潤(23、旭化成)が登場する。

■ゴルフ
男子ゴルフは2日目を迎える。東京五輪に続き2大会連続出場の松山英樹(32)は8バーディー、ノーボギーで8アンダーの「63」で回り単独首位スタート、今大会が五輪初出場の中島啓太(23)は4バーディー、3ボギーで1アンダーの「70」、29位タイで初日を終えた。

■バスケットボール
バスケットボール男子日本代表(世界ランキング26位)は同12位のブラジルとぶつかる。初戦は世界王者のドイツに完敗、2戦目も東京五輪銀メダルのフランスに延長の末敗れていた。1972年のミュンヘン大会以来52年ぶりの勝利を目指す。

■競泳
女子200m個人メドレーには東京五輪で2種目制覇を果たした大橋悠依(28、イトマン東進)、五輪初出場の松本信歩(22、東京ドームスポーツ)が出場。瀬戸大也(30、CHARIS&Co)は男子200m個人メドレー決勝でこの種目初となるメダルを狙う。男子100メートルバタフライの予選では水沼尚輝(27、新潟医療福祉大職員)、松元克央(27、ミツウロコ / 三菱養和SS)が泳ぐ。混合400mメドレーリレーも行われる。

■サッカー
準々決勝まで駒を進めたサッカー男子日本代表は、スペインと対戦。初戦のパラグアイを5-0で下し、2戦目もマリに1-0で勝利。予選最終戦のイスラエルにも1-0で勝ち、予選リーグを3連勝していた。

■卓球
4強入りした早田ひな(24、日本生命)が準決勝で世界ランク1位の王者・中国の孫穎莎(23)と激突。東京五輪では伊藤美誠がシングルスで日本女子初となる銅メダルを獲得していて、日本勢2大会連続の表彰台を目指す。

■バドミントン
女子ダブルスの準決勝が行われる。初の五輪でベスト4を決めた“シダマツ”こと世界ランク4位の志田千陽(27、再春館製薬所)・松山奈未(26、再春館製薬所)ペアは、中国の鄭思維(27)・黄雅瓊(30)ペアと戦う。

■フェンシング
連覇を狙う男子エペ団体は準々決勝でベネズエラと対戦。古俣聖(26、本間組)、加納虹輝(26、JAL)、山田優(30、山一商事)、見延和靖(37、ネクサス)の布陣で挑む。加納は今大会、男子エペ個人で日本勢史上初の個人種目での金メダルに輝いた。

■トランポリン
女子予選が行われ、森ひかる(TOKIOインカラミ/金沢学院大学クラブ)が出場。金メダル候補として臨んだ東京五輪はまさかの予選敗退。東京五輪の雪辱を晴らし、悲願のメダルへ臨む。男子予選には西岡隆成(21、近畿大)が出場する。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。