■パリオリンピック™ 男子ゴルフ第3ラウンド(現地時間3日、ル・ナショナルゴルフクラブ、7174ヤード、パー71 )

パリ五輪の男子ゴルフ第3ラウンドが行われ、東京五輪に続き2大会連続出場の松山英樹(32)は11アンダー首位タイ、最終組でスタートしたが、この日は3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせず。トップと3打差の4位タイで終え最終ラウンドへ向かう。

トップは通算14アンダーの東京五輪金メダリストX.シャフリー(30、アメリカ)とJ.ラーム(29、スペイン)。松山は3打差で追いかけ、最終日に逆転のメダルを狙う。

第2ラウンドの18番でダブルボギーと嫌な雰囲気でホールアウトした松山、11アンダー首位タイでスタートした第3ラウンド、パー4の1番をパーでスタートしたが2番パー3のティーショットを池に入れてしまった。それでも、3打目をしっかり寄せて、ボギーに留めた。

3番パー5のティーショットを深いラフに入れ、2ホール連続でティーショットが乱れた。セカンドショットはフェアウェイに戻し、3打目は残り153ヤード、松山はピンそば2.5mに寄せるショットを見せた。バーディは奪えなかったがミスショットもパーでリカバリーした。

4番もティーショットも左の深いラフ、第3ラウンドで微妙なズレでミスが出始めてしまった。4番でこの日2つめのボギーでスコアを落とした。8番パー3ではグリーン左に外し、アプローチもカップに向かっていったが蹴られてしまい、バーディが奪えない。前半はノーバーディ、2ボギーとスコアを2つ落とし、トータル9アンダーで後半へ向かった。

10番パー4、残り150ヤードのセカンドショットもグリーンを捉えられず、グリーンエッジに止まった。このラインをしっかり読み切り、第3ラウンドで初めてのバーディを奪った。さらに12番パー4でもバーディとし、トータル11アンダーに戻した。

パー4の15番、140ヤードのセカンドショットもグリーンを狙ったがやや短く池に入るかと思われたが何とか残った。第3打で約9mのロングパットを決めてバーディ。トップと2打差の単独4位に。

だが16番でパーパットを外し、痛恨のボギー。パー4の17番はセカンドショットでピンそばに迫るショットをみせたが、バーディパットを外しパーでスコアを伸ばせず。最難関の18番では右のラフからのセカンドショットでグリーンに乗せホッとした表情をみせた松山。最後はしっかりとパーパットを決め、最終日へつないだ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。