パリオリンピック2024大会9日目。柔道混合団体の決勝が行われ、日本は2大会連続の銀メダルを獲得しました。
先に4勝したチームが勝利となる柔道混合団体の決勝、日本は前回の東京大会で金メダルのフランスと対戦しました。
1人目男子90キロ級で、村尾三四郎が積極的に技をしかけ、延長戦に入った直後に一本を取って勝利。続く2人目女子70キロ超級で、高山莉加は階級が上の相手に対し、技ありを奪って、そのまま優勢勝ちとなりました。
このまま勢いに乗りたい日本でしたが、3人目男子90キロ超級で、斉藤立が延長戦の末、一本負け。
これで日本は2勝1敗となりました。 4人目女子57キロ級で、角田夏実は階級が上の相手に対して、得意のともえ投げを決めて一本勝ち。
これで日本が金メダルに「王手」をかけました。 しかし、5人目男子73キロ級の阿部一二三、6人目女子70キロ級の高市未来が立て続けに延長戦の末に
敗れて、6人目を終えて3勝3敗と並び、決着は代表戦に持ち越されました。 抽選の結果、男子90キロ超級での試合となり、斉藤が代表戦に臨みました。
代表戦は技によるポイントを奪った時点で勝敗が決まるゴールデンスコア形式で行われ、
試合時間6分を超える死闘の末、斉藤がリネールに大内刈りを決められ、無念の一本負け。
日本は前回の東京大会に続き、悔しい銀メダルとなりました。 代表戦を戦った斉藤は試合後のインタビューで、「(混合団体の)本選でも負けてしまって代表戦でもう一度チャンスをもらえたと思ったが、同じようにやられてしまい本当に悔いが残る試合です」と涙を流しました。 この記事の写真を見る
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