■パリオリンピック™ 男子走幅跳 予選(4日、スタッド・ド・フランス )

陸上男子走幅跳の予選が行われ、橋岡優輝(25、富士通)が予選通過基準の8m15をクリア出来ず、上位12人にも入れず、2大会連続での決勝進出は叶わなかった。

決勝進出条件は予選通過基準の8m15をマークするか、通過ラインに選手が満たなければ上位12人に入らなければいけない。

東京五輪では38年ぶりの6位入賞も銅メダルにあと11㎝足らなかった。パリでは1936年の田島直人以来、日本人88年ぶりのメダルへ予選に登場した橋岡、大きな声をあげて1回目スタートを切り、8m近くまでの跳躍を見せた。しかし、踏み切りのタイミングがわずかに合わずファウル。橋岡も顔をしかめた。

橋岡の2回目、助走までの持ち時間を長く使いスタートを切った。しかし、踏み切りのタイミングを合わせに行ってしまい、踏み切り板の手前でジャンプし記録は伸びず、7m72。

最後の3回目、助走に入ると踏み切りはやや手前でジャンプしてしまい記録は伸ばすも7m81、橋岡は跳躍終了後に顔をしかめた。

橋岡は予選通過基準を通過できず、上位12人にも入れず予選敗退となった。コーチの元に歩み寄った橋岡は涙を流した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。