■パリオリンピック™ バスケットボール女子 予選リーグC組 日本ーベルギー(日本時間4日、ピエール・モロワ競技場)

バスケットボール女子日本代表(世界ランキング9位)はベルギー代表(同6位)に58ー85で敗れた。予選リーグ3試合を終えて3連敗でC組4位、東京五輪で銀メダルに輝いたチームが、予選で姿を消すこととなった。

日本のスタメンは町田瑠唯(31)、宮崎早織(28)、林咲希(29)、赤穂ひまわり(25)、髙田真希(34)の5人。2連敗で迎えた予選リーグ最後のベルギー戦。日本が決勝トーナメントに行くためには勝利が絶対条件。尚且つ他組の3位より得失点差で上回る必要がある。

第1Q、日本は3ポイントがなかなか成功せず、逆にベルギーに3ポイントを3本決められ、6-15とリードを許す。さらにベルギーの強いディフェンスでシュートをブロックされるなど、得点を奪えず7-19と12点ビハインドで第1Qを終える。

第2Q、3ポイントが決まり始める日本。赤穂、髙田、林が立て続けに成功させ18-27と9点差に迫る。攻撃のリズムが守備にもいい影響を与え、リバウンドやスティールから得点が生まれる。しかし、ベルギーにも3ポイントを3本許し、23-39とリードを広げられて前半を終えた。

第3Q開始早々、ベルギーに3連続ポイントを許すが、日本も3連続得点で返し、29-45と食らいつく。しかし、ベルギーの速攻や速いパス回しに翻弄され、点差を詰められず、39-61で終える。22点差を追う第4Q、日本は主将の林が3ポイントを決め意地を見せる。しかしゴール下をベルギーに支配され、日本はシュートをなかなか打てず、逆に3ポイントを連続で決められ大差での完敗となった。

今大会は予選リーグ各組の上位2チームと、3位のうち上位2チームが決勝トーナメントに進出する。日本は東京五輪準々決勝でベルギーと対戦し、逆転勝ちで準決勝に進出した。今年7月の強化試合でも対戦し、65-75で敗れた。

【パリ五輪日程】※日本時間
7月30日 日本 76-102 アメリカ(同1位)
8月1日  日本 64-75 ドイツ(同19位)
8月4日  日本 58-85 ベルギー(同6位)

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