予選 日本からは3人が出場

男子110メートルハードルの予選は5組に分かれて行われ、各組の上位3着までとそのほかの選手でタイムが上位の3人の合わせて18人が7日の準決勝に進みます。

日本からは去年の世界選手権で5位入賞を果たした泉谷選手、自己ベストが13秒04の日本記録で泉谷選手と並ぶ村竹選手、それに高山峻野選手の3人が出場しました。

このうち1組に登場した村竹選手は好スタートから先頭に立つとその後もスピードに乗り13秒22のタイムで1着に入って準決勝進出を決めました。

また、4組に登場した泉谷選手は1台目のハードルを倒し2台目も足に引っかけましたが最後まで粘りの走りを見せて13秒27のタイムで3着に入り2大会連続となる準決勝進出を果たしました。

一方、5組に登場した高山選手は1台目でハードルを倒すとその後もスピードに乗れず、13秒46のタイムでこの組4着となり全体の上位18人以内に入れず、6日に行われる敗者復活ラウンドにまわることになりました。

村竹ラシッド「やりたいことができた」

男子110メートルハードルで準決勝進出を決めた村竹ラシッド選手は「想定通りだ。1着をねらってしっかり動きを確認できたのでやりたいことができた。前日はかなり緊張したが、起きてアップをしていいメンタルの状態で競技ができたと思う」と手応えを口にしました。

準決勝に向けては「もっと動きはよくなると思う。自己ベストとはまだタイムが離れているので、状態をあげていければいい記録が出ると思うので、しっかり調整していきたい」と意気込みを話していました。

泉谷駿介「うまく立て直して冷静にいけたのがよかった」

男子110メートルハードルで準決勝進出を果たした泉谷駿介選手は「タイムはまずまずだ。ちょっとハードルに足を当ててしまってもたついたがうまく立て直して冷静にいけたのがよかった。トラックは走りやすくていい感じだ」と振り返りました。

準決勝に向けては「ここからみんな一段と上がってくると思うので、置いていかれないように自分の力を発揮できるよう頑張る」と話していました。

高山峻野「後半力が残っていなかった」

男子110メートルハードルで敗者復活ラウンドにまわることになった高山峻野選手は、「1台目で失敗してスピードに乗れなかったので悔しいが、タイムとしては満足している。前半行き過ぎて、後半力が残っていなかった。敗者復活ラウンドでは、自分のリズムで走れるようにしたい」と話していました。

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