37歳で世界ランキング2位のジョコビッチ選手は5回目のオリンピックで初めて決勝に進み、21歳で世界3位のアルカラス選手と対戦しました。

第1セットは互いにサービスゲームをキープしあう展開でタイブレークにもつれ、ジョコビッチ選手はフォアハンドの鋭いショットを決めるなどしてポイントを重ねて7ー6で取りました。

続く第2セットも互いに譲らずタイブレークに入り、ジョコビッチ選手は正確なショットで勝負強さを見せてこのセットも7ー6で奪い、セットカウント2対0のストレートで勝って初めての金メダルを獲得しました。

4大大会の男子シングルスで24回の優勝を誇るジョコビッチ選手は、オリンピックと4大大会すべてを制覇する「生涯ゴールデンスラム」を達成しました。

「生涯ゴールデンスラム」過去には

「生涯ゴールデンスラム」は男子ではアメリカのアンドレ・アガシ選手とスペインのラファエル・ナダル選手、女子ではドイツのシュテフィ・グラフ選手とアメリカのセリーナ・ウィリアムズ選手が達成していて、男女を通じて5人目の快挙です。

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