■パリオリンピック™ 体操男子種目別 平行棒 決勝(5日、ベルシー・アリーナ)
体操男子種目別平行棒の決勝で個人総合の金メダリスト岡慎之助(20、徳洲会)が出場し、銅メダルを獲得した。岡は今大会、団体の金メダル、個人総合の金メダルに続き3個目のメダルを手にした。同種目には日本からベテランの谷川航(28、セントラルスポーツ)も出場し6位に入った。金メダルは中国の鄒敬園(26)が東京に続く連覇を達成した。
予選を15.300(Dスコア6.500/Eスコア8.800)の3位で通過した岡は、決勝で最終演技者8番目に登場。トップの中国・鄒敬園(26)が16.200(Dスコア6.900/Eスコア9.300)のハイスコアと、金メダルへは厳しい状況となった。それでも出だしの“ホンマ”から安定した演技でミスなく終盤までむかえた。着地もしっかりと決め15.300(Dスコア6.500/Eスコア8.800)で銅メダルを獲得した。日本選手が平行棒でメダルを獲得したのは2004年のアテネ大会の冨田洋之の銀メダル以来。岡はこの後の鉄棒にも出場する。
谷川は序盤にミスが出て大きく減点。後半、挽回し、着地もピタリと決めたが14.133(Dスコア6.300/Eスコア7.833)と6位。
■種目別平行棒決勝・結果
金メダル 鄒敬園 16.200
銀メダル I.コフトゥン 15.500
銅メダル 岡慎之助 15.300
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