バイルスは、この日最初の平均台でまさかの落下。バック転からの連続技で珍しくバランスを崩して５位に終わり、女子初となる５冠の快挙はこの時点で消えた。最終種目の床運動は高い跳躍で沸かせたものの、細かいミスが響いて２位だった。
東京五輪は精神的ストレスを理由に個人総合などを棄権。休養を経て復活した女王は「今は本当に競技が楽しめている」と語っていた。三つの金メダルで完全復活を印象付けた大会を終えると、ほっとしたような笑顔で歓声に応えた。（共同）
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