陸上男子200メートルの予選は6組に分かれて行われ、各組の上位3着までが7日に行われる準決勝に進みます。

日本からは去年のアジア大会で金メダルを獲得し、オリンピック初出場の上山紘輝選手、オリンピック4大会連続出場のベテラン、33歳の飯塚翔太選手、日本選手権を2連覇しているオリンピック初出場で筑波大4年生の鵜澤選手の3人が出場しました。

このうち、6組目に出場した鵜澤選手は、反応のいいスタートを切ると前半からスピードに乗った走りで3着でフィニッシュしました。

タイムは20秒33で、日本選手としてこの種目で3大会ぶりの準決勝進出を決めました。

3組目の上山選手は20秒84のタイムで6着、4組目の飯塚選手は20秒67のタイムで5着とこの予選での準決勝進出はならず、敗者復活ラウンドにまわることになりました。

鵜澤飛羽「最後の方は周りを見る余裕があった」

陸上男子200メートル予選で準決勝進出を決めた鵜澤飛羽選手は「厳しい組だったが自分の走りができれば問題なく勝負できると思っていた。最後の方は周りを見る余裕があった」とレースを振り返りました。

その上で、準決勝に向けて「次は強い選手しかいないのでどう戦っていくか気持ちと体を整えようと思う」と話していました。

上山紘輝「練習の感覚と本番のずれがあった」

準決勝進出はならず敗者復活ラウンドにまわることになった上山紘輝選手は「流れは悪くなかったが練習の感覚と本番のずれがあった。前半から勝負をかけないといけないというプランを立てていたが、その通りいかず悔しい。次に向けてできる限りのことをやっていく」と話してました。

飯塚翔太「スピード不足で勝負させてもらうことができなかった」

飯塚翔太選手も敗者復活ラウンドにまわることになったことについて「前半はいつも通りで中盤から終盤で勝負しようと考えていた。スピード不足で、勝負させてもらうことができなかった。次のレースで挽回できるようにしっかり準備していきたい」と話していました

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。