■プロ野球 中日 6-2 DeNA(6日・長良川球場)

DeNAは中日に逆転負けを喫した。試合は4番・オースティン(32)の犠飛で先制するもその直後、先発の濵口遥大(29)が4番・細川成也(26)に2ラン本塁打を浴び逆転。その後も得点を重ねられリードを広げられた。打線は8回表に6番・山本祐大(25)の適時打で1点を返すも反撃及ばず。

直近の阪神とのカードでは2戦目で勝利し連敗を9でストップさせたものの、3戦目で完封負けを喫しカード負け越しとなった。この日からは中日と3連戦が始まり1戦目は岐阜県の長良川球場で行われた。先発の濵口は前回登板となった7月30日の広島戦(マツダスタジアム)で3回5失点(自責4)と打ち込まれ敗戦している。

打線は1回、中日の先発・髙橋宏斗(21)に対し先頭の梶原昂希(24)が右安打で出塁。2番・牧秀悟(26)は遊ゴロで走者入れ替わり1死一塁となった。続く3番・佐野恵太(29)が中安打を放つとセンターを守るカリステ(32)のファンブルもあり走者二、三塁とチャンスを迎えた。迎えた4番・オースティンの打球はライトへの犠飛となり先制点を挙げた。

その裏、濵口の立ち上がりは先頭の村松開人(23)を見逃し三振。2番・福永裕基(27)に四球を与えるも3番・カリステを三ゴロに。しかし走者入れ替わり2死一塁から4番・細川にレフトスタンドに飛び込む2ラン本塁打を放たれ逆転を許した。

さらに3回裏には2死走者無しから2番・福永に左安打、3番・カリステがサードを守る宮﨑の悪送球により出塁し走者一、三塁とピンチを迎えるとまたも4番・細川にセンターへの適時打を放たれ3ー1とリードを広げられた。

中盤5回裏、この回先頭の髙橋宏が濵口の悪送球により出塁すると1番・村松に送りバントを決められ1死二塁と得点圏に走者を背負った。続く2番・福永に中安打を放たれ走者一、三塁となったところで濵口は降板。2番手・ウィック(31)がマウンドに上がるも3番・カリステに右中間を破る適時打を放たれ4ー1に。2死二、三塁からは途中出場の5番・岡林勇希(22)にレフトへの適時打を浴び6ー1となった。

終盤の8回表、3番・佐野に右安打、4番・オースティンに左安打が飛び出し無死一、二塁とチャンスを迎えた。しかし5番・宮﨑は遊ゴロの併殺打に倒れ2死三塁に。続く6番・山本はセンターへの適時打を放ち6ー2と4点差となった。

4点を追いかけ9回表、中日の3番手・藤嶋健人(26)の前に無得点に倒れ試合終了。DeNAは中日とのカード初戦に敗れた。

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