■MLB ドジャース 2ー6 フィリーズ (日本時間7日、ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)は本拠地でのフィリーズ戦で「1番・DH」で出場し、4打数無安打で打率は.306。2試合ぶりのノーヒットに終わった。

前日5日に3試合ぶりの34号を放った大谷、この日はフィリーズ先発、左腕のC.サンチェス(27)と対戦。今季は1度対戦し、3打数2安打1打点、通算は7打数3安打2打点で打率は.429。

ドジャースは左肩の手術から復帰3度目の先発となったメジャー通算210勝の“レジェンド”C.カーショウ(36)が立ち上がり3者凡退で抑えたその裏、大谷の第1打席、1球目のシンカーを打っていたがセカンドゴロに倒れた。

3回、無死一塁で迎えた第2打席、カウント1-0から内角への変化球を2球連続でファール。これでフィリーズのキャッチャー、JT.リアルミュート(33)はすぐにマウンドへ。サンチェスと打ち合わせをすると、カウント2-2から外角を狙ったシンカーが真ん中へ、大谷も逃さずにスイングしたが打ち損じてレフトフライ。

0対0で迎えた4回、カーショウは2本のヒットで1死一、三塁とピンチを迎え、打席には大谷に次いで打点3位のA。ボーム(28)。カウント2-2と追い込むと得意のカーブで空振り三振、続くリアルミュートをサードゴロに打ち取って無失点で切り抜けた。

5回にもカーショウは2死一、二塁のピンチから1番・K.シュワーバー(31)にセンター前へタイムリー、先制点を奪われるとカーショーはここで降板。大ベテランが81球の熱投を見せた。

“レジェンド”の好投に応えたい大谷は5回、2死一塁で迎えた第3打席、1球目をフルスイングしたが内角のシンカーに詰まらされてセカンドハーフライナー。サンチェスのボールを捉えることが出来なかった。

そして、6回、ドジャースにまたもアクシデントが。この回3人目でケガからの復帰登板となったB.グラテロル(25)が打者3人目の投球中、右ふとももの裏を痛めて降板。自らの足で歩けず、K.ヘルナンデス(32)に肩を借りながら涙を流し、ベンチに下がっていった。緊急登板となった4人目、B.ハニーウェル(29)が3失点で4対0とリードされた。

1対4と3点を追う7回、2死一、二塁で大谷の第4打席、フィリーズ2人目、左腕のM.ストラーム(32)と対戦。最大のチャンスでボールをしっかり見極め、フルカウントからの7球目、外角高め133キロのスライダーに体勢を崩され、片手で何とかバットに当てたが力なくライトフライ。本拠地のファンからも大きなため息が漏れた。

大谷は4打数無安打で打率は.306。首位打者争いをしているパドレスのL.アライズ(27)はパイレーツ戦は欠場し、打率は.305で大谷は1厘差で首位打者をキープしている。

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