パリオリンピック、レスリングの日下尚が初のオリンピックで金メダルを獲得しました。

 相撲で鍛えた足腰を武器に前に出るレスリングで勝ち進んできた日下。

 2点を先制されて迎えた第2ピリオド。日下が仕掛けます。立った状態からの投げが決まり、逆転。

 そして、残り5秒。最後まで前に出続けて勝利をつかんだ日下。

 3歳でレスリングを始め長い間、目立った成績を残すことができなかった苦労人が初のオリンピックで金メダル獲得です。

五輪初出場金メダル 日下尚
「夢を見ているようです。最高に楽しい6分間でした。このために本当に小さいころから、きつい思いを乗り越えてやってきたので、本当に優勝できて良かったです」

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