菰野は1回に1点を先制し、3回にもこの夏、初めて先発出場した4番・野田親之介選手など、中軸の連続ヒットに相手のエラーが絡んで得点をあげるなど、4回までに3点を重ねました。

さらに6回にも2点を加えて、試合を優位に進めました。

投げては先発した2年生エースの栄田人逢投手が丁寧にコーナーをつくピッチングで、南陽工業の打線を2点に抑えました。

菰野は3点差に追い上げられた直後の9回に1点を追加して、南陽工業に6対2で勝ち、春夏合わせて4回目の出場で、甲子園初勝利をあげました。

南陽工業は7回に1点を返し、8回にも4番・長嶺凰雅選手のタイムリーヒットで追い上げましたが反撃及ばず、46年ぶりとなる夏の甲子園での勝利はなりませんでした。

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