(第106回全国高校野球選手権大会1回戦 第5日〈11日〉の見どころ。丸数字は試合順)
①鳴門渦潮(徳島)―早稲田実(西東京)
早稲田実は1試合平均9・7得点の打線が強み。高校通算60本塁打超の宇野をはじめ下位まで切れ目がない。鳴門渦潮はエースで4番の岡田が鍵を握る。不安定な投手陣を早めに攻略したい。
②聖光学院(福島)―鶴岡東(山形)
東北勢対決は投手の出来が勝敗を左右する。鶴岡東は高校日本代表候補、左腕桜井のカーブの落差が大きい。聖光学院の右腕高野はスライダーが持ち味。ともに打線は変化球を見極められるか。
③大社(島根)―報徳学園(兵庫)
選抜準優勝の報徳学園は最速151キロ右腕の今朝丸を中心に右腕間木、左腕伊藤が控え、投手陣は盤石だ。32年ぶり出場の大社は6試合で12盗塁の1番藤原が光る。機動力で揺さぶり、堅守で接戦に持ち込みたい。
④創成館(長崎)―白樺学園(北北海道)
創成館は長崎大会5試合で22犠打飛と手堅い。足を絡めた攻撃でエース村田を援護する。白樺学園は188センチの本格派・半沢とタイプの違う神谷、宮坂らの継投で打者の目線をそらしたい。
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