10日に行われた男子走り高跳びの決勝には12人が出場し、日本からは7日の予選で2メートル27センチを跳んだ初出場の赤松選手が出場しました。

決勝で赤松選手は2メートル17センチと22センチをいずれも1回目で成功させ、2メートル27センチを2回目でクリアしました。

そして自己ベストより1センチ高い2メートル31センチを1回目で成功させました。

このあと2メートル34センチは3回すべてで失敗したものの5位に入りました。

この種目のオリンピックでの日本選手の最高成績は、1936年のベルリン大会の矢田喜美雄さんの5位で、赤松選手は88年ぶりにこの記録に並びました。

金メダルは2メートル36センチでニュージーランドのヘミッシュ・カー選手、銀メダルは同じく2メートル36センチでアメリカのシェルビー・マクイーウェン選手、銅メダルは2メートル34センチでカタールのムタ エッサ・バーシム選手でした。

このうち金メダルと銀メダルの2人は同じ記録となっていますが、全体の試技での失敗の数でも並んだため、2メートル34センチを2人が跳び、成功させたカー選手が金メダルとなりました。

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