バスケットボール女子の決勝は、1996年のアトランタ大会から前回・東京大会まで7連覇中のアメリカと、前回銅メダルで3大会ぶりに決勝に進んだ開催国のフランスが対戦しました。

第1クオーターはアメリカが体の強さを生かして着実に得点を重ね、6点のリードを奪いましたが、第2クオーターはフランスが要所でスリーポイントシュートを効果的に決めて追いつき、25対25の同点で折り返しました。

第3クオーターはフランスが連続でスリーポイントシュートを決めるなど、開始からわずか2分半で10点のリードを奪いましたが、その後はアメリカがリバウンドからの速攻などを決め45対43と逆転しました。

最終第4クオーターも点の取り合いとなり、アメリカが3点をリードして迎えた試合終了間際に、ここまで3本のスリーポイントシュートを決めていたフランスのガビー・ウィリアムス選手がスリーポイントライン付近からシュートを決めました。

しかし、ウィリアムス選手の足がわずかにラインの内側に入っていたため、得点は2点にとどまり、アメリカが67対66で逃げきって8連覇を達成しました。

アメリカは1992年のバルセロナ大会の3位決定戦以降続いているオリンピックでの連勝記録を61に伸ばしました。

また、3位決定戦ではオーストラリアがベルギーに85対81で勝ち、銅メダルを獲得しました。

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