■パリオリンピック™ 閉会式(日本時間12日、スタッド・ド・フランス)

アスリートたちが限界に挑み続けた19日間を締めくくる閉会式が、フランス最大級のスタジアム「スタッド・ド・フランス」で行われた。

まずは各国・地域の旗手が入場。日本は、やり投で金メダルを獲得した北口榛花(26、JAL)と、今大会から追加競技となったブレイキンで4位の半井重幸(22、第一生命保険)、ダンサー名・SHIGEKIXの2人が、仲良く日の丸を持って入場。

32競技、329種目が実施され、日本選手団は海外開催の五輪では最多の409人が参加、金メダル20個、銀12個、銅13個、合わせて45個のメダルを獲得し、海外開催の五輪では最多のメダル数となった。

選手団のパレードが始まり、続々と競技場内に入ってくるアスリートたち。スマートフォンで自撮りをしたり、小さな国旗を振ったり、中継カメラにメダルを見せたり、投げキッスをしたりと、どの顔も笑顔だ。

姿を現したのは日本のセーリングチーム。混合470級で岡田奎樹(28、トヨタ自動車東日本)とのペアで20年ぶりとなる銀メダルを獲得した吉岡美帆(33、ベネッセ)の姿が見える。レスリング日本女子最重量級で初の金メダルを獲得した鏡優翔(22、サントリー)は、大会マスコット・フリージュの帽子を被り、隣には連勝記録を「137」に伸ばし53kg級で金メダルに輝いた藤波朱理(20、日体大)が歩いている。

男子10m高飛び込みで銀メダルを獲得した玉井陸斗(17、JSS宝塚)は、マレーシアの選手と2ショットの記念撮影。飯塚翔太(33、ミズノ)、桐生祥秀(28、日本生命)ら陸上競技の選手たちも笑顔で手を振っている。卓球女子団体で銀メダルを獲得した早田ひな(24、日本生命)と平野美宇(24、木下グループ)も仲良く2ショット撮影。女子マラソンで自己ベストを更新し6位入賞を果たした鈴木優花(24、第一生命グループ)や1500mと5000mの2種目に出場した田中希実(24、New Balance)の姿も見られた。

*写真は閉会式で旗手を務めた北口榛花選手と半井重幸選手

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