ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは、中部地区首位のブルワーズと相手の本拠地ミルウォーキーで対戦しました。
2試合連続でホームランを打っている大谷選手は1番・指名打者で先発出場し、1回はプレーボール直後の第1打席でサードゴロとなりましたが、相手のエラーで一塁に残りました。
続く2番・ベッツ選手と3番・フリーマン選手が連続でヒットを打ちノーアウト満塁へとチャンスが広がったあと、後続のバッターが押し出しとなるフォアボールを選び、三塁ランナーの大谷選手が先制のホームを踏むなどドジャースはこの回、3点をリードしました。
第2打席は2回、フォアボールで塁に出たあと二塁へ今シーズン34個目となる盗塁を成功させました。
さらに、2アウトとなってから今度は、三塁へ35個目の盗塁も決め、この時点で今シーズンの盗塁数はリーグ単独2位となりました。
このあと3対3の同点に追いつかれたあと4回の第3打席は、レフトライナー、3対4とリードされた7回は先頭バッターで第4打席に立ち、2球で追い込まれたあと3球目の真ん中のボールを見逃して三振しました。
その後、ドジャースは4対5で迎えた9回、大谷選手が先頭バッターで第5打席に入りましたが、レフトフライに打ち取られ、試合はそのままドジャースが4対5で敗れて、連勝が「5」で止まりました。
大谷選手は4打数ノーヒット、フォアボールが1つで連続試合ヒットが「3」で止まり、打率は2割9分5厘に下がりました。
「40-40」達成近づく 最速記録更新確実か
大谷選手はこの試合を終えてホームランは49本、盗塁は46個のペースとなり、大リーグ史上6人目となるホームラン40本・40盗塁の「40-40」の達成に近づきました。
これまで「40-40」を最も早く達成したのは2006年にナショナルズでホームラン46本、41盗塁をマークしたアルフォンソ・ソリアーノさんで、出場147試合目だった9月16日に達成しました。
大谷選手が現在のペースを保てば9月上旬にも達成する勢いで、ソリアーノさんの最速記録の更新は確実とも言える状況となっています。
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