ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは中部地区首位のブルワーズと相手の本拠地、ミルウォーキーで4連戦の最終戦に臨みました。

前の試合はノーヒットだった大谷選手は1番・指名打者で先発出場し1回、プレーボール直後の第1打席は、カットボールを打って逆方向に打球を飛ばしましたがレフトフライでした。

2対3で迎えた3回は先頭バッターで第2打席に立ち初球、低めのカットボールを引っ張り、ファーストゴロに打ち取られました。

3対3の同点で迎えた5回は再び先頭バッターで第3打席に入り、アウトコース低めのカットボールをうまく捉えてライト前に引っ張り2試合ぶりのヒットで塁に出ました。

打球速度は174.7キロの痛烈な当たりでした。

続く6回は、ドジャースが4対3と勝ち越した直後、2アウト一塁二塁とチャンスが続く場面で大谷選手に第4打席がまわり、初球を打って鋭い打球を飛ばしましたがセンターライナーに倒れて追加点にはつながりませんでした。

ドジャースは8回、リリーフ陣がふんばれずブルワーズに3点を奪われて4対6と逆転を許し、あとがなくなった9回、2アウトランナーなしで大谷選手に第5打席がまわりました。

大谷選手はフルカウントからの6球目、低めのチェンジアップを鋭く引っ張りライトポールの外側に切れるホームラン性の打球を見せましたが、続く7球目、高めの速球に空振り三振しこの試合の最後のバッターとなり試合は4対6のまま敗れました。

ドジャースは2連敗でブルワーズとの地区首位どうしの4連戦は2勝2敗となりました。

大谷選手はこの試合5打数1安打で打率は2割9分4厘に下がりました。

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