神村学園 約700人が応援
鹿児島の神村学園のアルプススタンドには、生徒や保護者などおよそ700人が準々決勝の応援に駆けつけました。
吹奏楽部は、ドラムや楽器で音を奏で、チャンステーマの「ジンギスカン」を演奏したり、2回表に同点に追いつくと得点のマーチ「オー・シャンゼリゼ」を演奏し、音楽に合わせて野球部員などが肩を組んで喜んでいました。
吹奏楽部の部長の白濱紗英さんは「スタンドの一体感を生み出すような音を奏でたいです。神村学園のカラーの赤色のように、熱い応援をしたいです」と話していました。
また、卒業生で滋賀県の20代の女性は「相手の応援に負けないよう、全力で声を出して応援したいです。去年の夏に続けて勝ち進んでいるので、このまま頑張ってほしい」と話していました。
大社 約2800人が応援
島根の大社高校のアルプススタンドには生徒や保護者など、およそ2800人が準々決勝の応援に駆けつけました。
吹奏楽部の演奏には、現役部員およそ30人に、卒業生およそ20人が加わって厚みのある音色を球場全体に届けています。
高音のトランペットの音色を響かせている、卒業生でプロのトランペット奏者の坂口雄麿さんは「選手と一緒に戦っている感覚です。試合後には、いつも感動で涙があふれてきます」と話していました。
また、大社の卒業生で、藤江龍之介選手の祖母、山根ユリさんは「ことばで表せないほど孫の活躍がうれしいです」と話していました。
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