ハンドボール女子のオリンピック出場権がかかる世界最終予選は、12チームが3つのグループに分かれて争い、日本のグループはスウェーデンとイギリス、ハンガリーの4か国が総当たりで対戦し、上位2チームが出場権を獲得します。
11日、ハンガリーで行われた初戦で日本は去年の世界選手権で4位に入った強豪、スウェーデンと対戦しました。
日本は序盤から、体格で勝る相手にリードを許す展開となりましたが、キャプテンで司令塔の相澤菜月選手を起点とした攻撃で得点を重ねて食らいつきました。
しかし、終盤で相手に5連続ポイントを奪われて前半を終えて13対17と、4点をリードされました。
後半、日本はゴールキーパーを下げてより攻撃に人数をかける戦術で追いあげ、笠井千香子選手や初見実椰子選手の得点で、18対20と2点差に迫ります。
その後も、日本はコートを広く使ったサイド攻撃などから松本ひかる選手などが得点を奪いましたが、相手ゴールキーパーの好セーブや、ミスからの失点などで徐々に点差を広げられました。
最後は地力の差を見せられた日本はスウェーデンに28対35で敗れ、最終予選は黒星スタートとなりました。
日本は12日の第2戦で、1敗で並ぶイギリスと対戦します。
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