2位・巨人との直接対決。広島カープは、3戦全勝するとマジックが点灯しますが、21日の2戦目は終盤に試合が動く展開となりました。

8月21日(水)巨人 vs. 広島(東京ドーム)

前日(20日)は先発全員安打で8得点を奪い、巨人とのゲーム差を「2」に広げたカープ。21日の先発は10勝を挙げている 床田寛樹 。初回は三者凡退に抑えるも、2回以降は毎回のようにランナーを出しながら粘りの投球。6回まで無失点に抑え、打線の援護を待ちます。

打線は4回、先頭打者の3番・堂林翔太 。“グリフィンキラー” が二塁打を放ち、起用に応えます。

その後、1アウト・3塁・2塁とし、6番・菊池涼介 。ここは残念ながらショートゴロ。さらに続く 坂倉将吾 もレフトフライに倒れ、先制点を奪うことができません。

0対0で試合が進む中、均衡を破ったのは、カープでした。7回表、1アウトで打席には先ほどチャンスでくやしいレフトフライとなった坂倉。打球はぐんぐん伸びて弾丸ライナー、先制ホームラン。「トコさん(床田)ががんばっているので先に点を取ることができてよかった」と床田をリードする坂倉の一発で待望の先制点を奪います。

直後の7回ウラ、床田は2アウトから同点に追いつかれ、7回110球1失点でマウンドを降ります。

床田寛樹 7回 球数110 被安打5 奪三振6 失点1

続く8回に登場したのは、防御率0点台のハーン。しかし、連打でピンチを招くと、4番・岡本和真 に来日初めてのホームランを許し、3失点。(巨人 4-1 広島)

2位・巨人との天王山は1勝1敗となり、ゲーム差を再び「1」に戻されました。

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