激闘となった甲子園の決勝。関東第一の地元商店街はテレビの前に人だかりができるなど、大いに盛り上がりました。
■“史上初”決勝戦に熱狂の商店街!
関東第一の地元商店街では、街頭テレビの前に人だかり。
靴店の店主の手にはメガホン。試合に夢中です。
都庁展望室では、子どもたちと一緒に小池都知事も応援しました。
試合が始まったのは、午前10時。京都国際と関東第一。決勝は史上初の事態が待っていました。
試合は京都国際が何度もチャンスを作りますが、関東第一の守備に阻まれます。
緊迫した試合展開に仕事が手に付きません。
客
「(これ)下さい」
靴店の店主
「はい、ごめんなさい…」
客
「気になるよね、大丈夫まだ?勝つよね」
靴店の店主
「勝ちますよね」
両者一歩も譲らず0対0のまま迎えた9回裏。1アウト2塁のチャンスで、4番高橋。
しかし、センターフライ。京都国際の先発・中崎は9回まで投げて4安打の好投を見せ、延長へ。決勝でのタイブレークは史上初です。
■史上初!延長タイブレークの熱戦
10回表。京都国際は代打・西村がヒットで出塁し、ノーアウト満塁とすると、押し出しのフォアボール。さらに犠牲フライで1点を加えます。
後がない関東第一。京都国際のピッチャーは、先ほどヒットを打った西村に代わっています。ショートゴロの間に1点を返します。
しかし、最後のバッター坂本は空振り三振。京都勢68年ぶりの優勝。
京都国際 小牧憲継監督
「子どもたちにこんなおっさんに素晴らしい夏休みをもらえたなと本当にありがとうの一言です」
■「ありがとう」関東第一ナインを称賛
一方、準優勝となった関東第一は…。
靴店の店主
「残念ですけれど、よく頑張りましたよ。楽しませてくれて心からありがとうと言いたいです」
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