パリパラリンピックの聖火は、24日にパラリンピック発祥の地、イギリス南部のストーク・マンデビルで行われた採火式のあと、25日、ドーバー海峡の海底トンネルを通ってフランスに入りました。

2004年のアテネ大会の車いすフェンシングで銅メダルを獲得したフランスのエマニュエル・アスマンさんが聖火を運んでトンネルから姿を現すと、多くの子どもたちなどから大きな歓声が上がっていました。

聖火はこのあと、12の火に分けられて合わせて1000人ほどのランナーがおよそ50の都市を回り、28日の開会式当日に首都パリで1つに集められます。

アスマンさんは「最初のランナーということでプレッシャーもあったが、無事に聖火を運べてうれしかった。オリンピックと同じくらい盛り上がるよう頑張りたいし、今大会を通じてパラスポーツを多くの人に知ってほしい」と話していました。

また、訪れていた9歳の男の子は「スポーツが好きなので信じられないくらい感動した。車いすバスケットボールはフランスが強いので期待している」と興奮した様子で話していました。

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