27日に都内で会見した29歳の渡邊選手は、高校卒業後にアメリカに渡り、その後、日本選手で2人目のNBAプレーヤーとして6シーズンを過ごしました。

11年ぶりに国内でプレーすることになった渡邊選手は「日本の皆さんの前でプレーできるのをすごく楽しみにしているし、アメリカで成長した姿を見せたい」と話しました。

そのうえで「NBAや日本代表として世界と戦ってきた経験をチームメートやリーグ全体に還元できるように高いレベルのプレーをコート上で発揮したい」と決意を話しました。

そして、Bリーグの20以上のクラブからオファーがあった中で千葉を選んだ理由については「アメリカでの終盤はメンタルの問題でプレーができない状況になり、苦しい時間を過ごした。そこを全力でサポートして僕がバスケットボールを楽しめる環境を作りたいと強調してくれたことが、1番大きな理由になった」と明かしました。

千葉ジェッツはパリオリンピックで日本代表のキャプテンを務めた富樫勇樹選手が所属する強豪で、渡邊選手の加入で4シーズンぶりのリーグ制覇を含む国内すべてのタイトル獲得を目標にしていて、渡邊選手には国内のバスケットボール人気をけん引する役割も期待されています。

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