■MLB ドジャース 2ー3 オリオールズ(日本時間28日 ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)は本拠地のオリオールズ戦に「1番・DH」で出場し、この日は4打数2安打。本塁打と盗塁はなしに終わったが、2試合ぶりのマルチ安打で打率は.292から.294に。

ドジャースは逆転負けで連勝ならず。リーグ西地区2位のダイヤモンドバックスも敗れ、3位のパドレスは勝ったため、両チームと首位ドジャースのゲーム差は「3」に。

24日のレイズ戦で史上6人目となる「40-40」を“史上最速”の126試合目で達成した大谷は、25日には2試合連続となる41号2ランを放った。

前試合の26日は3打数無安打で連続試合安打は「7」でストップ。8回には左手首付近への死球を受けたが、試合後の検査で骨に異常はなかったということで、D.ロバーツ監督も「大丈夫」と説明した。

この日からドジャースは9連戦に突入し、大谷は左手首にテーピングを巻いて出場。第1打席は相手先発のC.アービンを相手に、初球の高めのインコースを弾き返してライト前ヒットを放った。1-1の同点で迎えた3回は初球をセンター前に弾き返し、2打席連続ヒットをマーク。さらにM.ベッツ(31)の四球で2死一・二塁とすると、続くT.ヘルナンデス(31)のタイムリーで勝ち越しのホームを踏んだ。

ドジャース先発はタイガースから移籍してきたJ.フラハティ(28)。移籍後3連勝と好調の右腕は、2回に先制のソロ本塁打を許すと、5回に逆転の2ランを浴びた。

大谷は5回の第3打席、無死一・二塁のチャンスも、2球目のカーブを打ち上げてしまい三飛に倒れた。6回、7回と両チーム無得点が続き、8回のドジャースの攻撃は、先頭の大谷が見逃し三振。ベッツがヒットで出塁し、盗塁を決めたが後続が凡退。9回は2死一・二塁で一打同点のチャンスも最後はC.テーラーが左飛に倒れ、大谷に回ってこずゲームセットとなった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。