ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは、本拠地のロサンゼルスで、アメリカンリーグ東部地区で2位につけるオリオールズと対戦しました。

大谷選手は1番・指名打者で先発出場し、1回の第1打席は初球、インコース高めの力強いボールを引っ張り、詰まりながらもライナーでライト前に運んで、2試合ぶりのヒットで塁に出ました。

1対1で迎えた3回は2アウトランナーなしの場面で第2打席に入り、ここも初球、インコースのボールを打って、今度はセンター前に転がし、2打席連続のヒットで出塁しました。

このあと一塁二塁とチャンスが広がり、この日3番に入ったテオスカー・ヘルナンデス選手のレフトへのヒットで、大谷選手が二塁から一気にホームにかえって2対1と勝ち越しました。

しかし、ドジャースは5回にツーランホームランで逆転され、2対3で迎えたそのウラ、ノーアウト一塁二塁のチャンスで大谷選手に第3打席が回ってきましたが、甘く入ったカーブにタイミングが合わずサードフライに倒れました。

1点を追うまま迎えた8回は先頭バッターで第4打席に立ち、追い込まれたあとの5球目、インコース高めのボールを見逃して三振し、この試合は4打数2安打でした。

大谷選手は2試合ぶりに複数安打をマークし、打率が2割9分4厘に上がりましたが、得点のチャンスでは1本が出ず、試合はそのままドジャースが2対3で敗れました。

ナショナルリーグ西部地区は2位のダイヤモンドバックスが敗れ、3位のパドレスが勝ったため、2位と3位のゲーム差がなくなり、首位のドジャースとは3ゲーム差となっています。

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