大谷選手の首振り人形が配られたのは今シーズン2回目で、今回は、白いユニフォーム姿の大谷選手が、愛犬のデコピンを抱きかかえている姿がデザインされました。
先着4万人のファンが人形を手にできるということもあり、ドジャースタジアムには、開門前から熱心なファンで長蛇の列ができ、試合の5時間前には数百メートルに及びました。
大リーグ機構の公式サイトでは、ふだんは30ドルほどの外野の最上段の席が、およそ130ドルで取り引きされるなど、値段が4倍以上に高騰する人気ぶりでした。
配布された4万体の人形の中には、通常版のほか、全体が金色になっている特別な人形も含まれていて、受け取ったファンは、うれしそうに写真を撮るなどしていました。
金色の人形を手にした男性ファンは「このために試合開始の9時間前から並びました。大谷選手は、ドジャースで初めてホームラン40本40盗塁を達成した最高の選手で、人形を手に入れることができて、とても幸せです」と興奮した様子で話していました。
また、日本から親子で訪れたという女性は「このために何か月も前からチケットを買っていたので、とてもうれしいです。大谷選手のホームランが見たいです」と話していました。
このあと始球式では、大谷選手がデコピンを抱えて登場しました。
デコピンは、英語名の「DECOY」の名前が入った背番号17のユニフォームを着てマウンドに上がり、大谷選手が合図すると、ボールをくわえてキャッチャー役の大谷選手まで走って届けました。
その愛くるしい姿に、大谷選手も満面の笑みで迎え、ファンからは大きな歓声と拍手が送られました。
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