パ・リーグ最下位の西武は今シーズン、序盤から極度の打撃不振やリリーフ陣の不調などで負けがかさみ、負け越しが15になった5月下旬からは松井稼頭央監督が休養し、渡辺久信ゼネラルマネ-ジャーが監督代行としてチームを指揮しています。

しかしその後もチーム状態は上向かず、30日夜、ベルーナドームで行われた日本ハムとの試合に2対5で敗れ、今シーズンここまでの成績が36勝79敗2引き分けで、負け越しは43となりました。

この結果、西武は26試合を残して4位以下が確定し、2年連続でクライマックスシリーズ進出を逃しました。

渡辺監督代行は、就任会見でクライマックスシリーズ進出を目標に掲げていましましたが、チームを立て直すことはできませんでした。

試合後、渡辺監督代行は「私の力不足でしかない。この時期に進出の可能性がなくなることは、なかなかない。こういう結果になり悔しいし、応援してくれているファンに申し訳ない。これからしっかりモチベーションを見つけて最後まで戦っていきたい」と厳しい表情で話していました。

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