■パリパラリンピック 水泳男子100m背泳ぎ(S8・運動機能)決勝(日本時間9月1日、ラデファンス・アリーナ)

窪田幸太(24、NTTファイナンス)が男子100m背泳ぎ決勝に臨み、1分07秒03で銀メダルを獲得。2度目のパラリンピック挑戦で初のメダルを手にした。

窪田はスタート奪取に成功する。そして50mを2位で折り返し、得意のキックで1位を追いかけるが届かず、2位でフィニッシュした。もう一人の日本代表、荻原虎太郎(22、セントラルスポーツ)は1分08秒94で8位に入った。

窪田は、生まれた時から左手をほとんど動かすことができず、右手だけを使って泳ぐ。キック力を武器に2021年東京大会では5位入賞を果たし、23年の世界選手権で銀メダルを獲得。今季は世界ランキング2位でパリに挑んだ。

女子100m背泳ぎ(S12・弱視)決勝に出場した辻内彩野(27、三菱商事)は、1分13秒64で5位入賞を果たした。女子200m自由形(S14・知的障がい)決勝に臨んだ木下あいら(18、三菱商事)は2分12秒84で6位に入った。

*写真は、窪田幸太選手

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