■パリパラリンピック バドミントン女子ダブルス(WH1-2)決勝(日本時間2日、ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ)

里見紗李奈(26、NTT都市開発)&山崎悠麻(36、NTT都市開発)ペアが、中国ペアに0‐2(17‐21、19‐21)のストレートで敗れ銀メダルとなった。里見・山崎ペアは21年東京大会に続いてのダブルス2連覇はならなかった。

相手の中国ペアとは21年東京大会決勝で顔を合わせ、見事勝利し金メダルを獲得したが、今大会では予選リーグで敗れている。第1ゲームは、日本、中国ともに譲らず一進一退の攻防が続くが、14‐14から中国に3連続ポイントを許し、このゲームを失う。第2ゲームも長いラリーの息詰まる攻防が続いたが18‐18から中国に連続ポイントを許し、0‐2のストレートで敗れた。

21年東京パラリンピックで初めて正式競技となったバドミントン。日本は金メダル3個、銀メダル1個、銅メダル5個を獲得し、存在感を示した。今大会も、まず女子ダブルスで金メダルを取りメダル量産に期待がかかる。シングルスで里見は決勝に、山崎は3位決定戦に臨む。

大会5日目は、射撃の混合10mエアライフル伏射(SH2・運動機能)決勝で水田光夏(27、白寿生科学研究所)が銅メダル、日本勢として射撃競技初のメダル獲得となった。ボッチャの女子個人(BC1・脳性まひ)では、初出場の遠藤裕美(38、福島県ボッチャ協会)が3位決定戦を制し、銅メダル。陸上の男子100m(T13・弱視)でも、アジア記録保持者の川上秀太(25、アスピカ)が10秒80で銅メダルを獲得した。

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