■プロ野球 DeNA 5-1 広島(3日・横浜スタジアム)

DeNAは広島に快勝し4連勝となった。試合は1回裏、4番・オースティン(32)の適時打で先制。続く2回裏には5番・牧秀悟(26)の第19号ソロ本塁打で2点目を加えた。4回裏にも連打で3点を加えると5ー0に。投げては先発・東克樹(28)が8回途中1失点で12勝目。リリーフ陣も好投でリードを守り切った。

首位・広島と7ゲーム差、3位・阪神と1.5ゲーム差で迎えたDeNA。8月29日の阪神戦(横浜スタジアム)、30日~9月1日の中日との3連戦(バンテリンドーム)の4試合が台風の影響で中止に。この試合の先発・東は試合前まで11勝2敗、防御率1.76をマーク。前回登板となった8月28日の阪神戦(横浜スタジアム)では7回2失点の好投で勝利投手。この試合が今季22試合目の登板となった。

その東の立ち上がりは先頭の秋山翔吾(36)を空振り三振、2番・堂林翔太(33)を中飛、3番・小園海斗(24)を二ゴロに打ち取り三者凡退に抑えた。

打線はその裏、広島の先発・森下暢仁(27)に対し先頭の梶原昂希(24)が右飛、2番・蝦名達夫(26)が遊ゴロ。2死を奪われるも3番・佐野恵太(29)が右二塁打で出塁すると4番・オースティンにレフトへの適時打が飛び出し先制に成功した。

さらに2回表、この回先頭の5番・牧がカウント2ー2からレフトスタンドへのソロ本塁打を放ち2点目を加えた。

中盤に入り4回裏には4番・オースティンが左二塁打で出塁。5番・牧の死球、6番・宮﨑敏郎(35)が四球を選び、無死満塁の好機を迎えた。7番・山本祐大(25)はショートへの併殺打に倒れ2死とするも8番・林琢真(24)は申告敬遠で再び満塁に。すると9番・東にレフトへの適時打、1番・梶原にライトへの適時打が飛び出し5ー0と突き放した。

5点のリードで東は7回まで走者を背負う場面も無失点に抑える好投。しかし8回表、2死走者無しから2番・堂林、3番・小園に連打を浴び走者一、三塁のピンチを背負うと4番・末亀昇大(28)にレフトへの適時打を浴び1点を失った。ここで東は降板、2番手でウェンデルケン(31)がマウンドに上がり後続を打ち取りリードを守った。

4点リードに変わるも9回表は3番手・森原康平(32)が登板し無失点に抑え試合終了。DeNAは広島とのカード初戦を勝利で飾った。

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