3日から始まったボッチャの混合団体とペアの予選リーグは、3チームずつ4つのグループに分かれて総当たりで対戦し、それぞれの上位2チームが準々決勝に進みます。

このうち混合団体で日本は杉村英孝選手と廣瀬隆喜選手、それに、遠藤裕美選手の3人が出場しました。

初戦のチュニジア戦で日本は第1エンドに廣瀬選手の精度の高いショットでボールを的球に寄せて2点を先制しました。

4点リードの第5エンドの終盤にはチームのキャプテンを務める杉村選手と女子個人で銅メダルを獲得した遠藤選手が正確なショットで次々とボールを的球に集めて一挙4点を奪いその後も得点を重ねて11対1で快勝しました。

その後に行われた第2戦で日本は強豪の韓国と対戦し、第4エンドに同点に追いつかれましたが、3人で投げるコースを入念に確認するなど、積極的にコミュニケーションを取りながら冷静に試合を進めました。

第5エンドと最終の第6エンドに1点ずつを奪った日本が5対3で勝ち、予選リーグ2連勝で準々決勝に進みました。

4日に行われる準々決勝で日本はブラジルと対戦します。

混合ペアの一戸彩音と有田正行は予選リーグで敗退

混合ペアの予選リーグで日本は一戸彩音選手と有田正行選手の2人が出場し、初戦のフランスとの試合は同点のまま迎えたタイブレークのすえに敗れ、第2戦もオーストラリアに2対5で敗れて2連敗となり予選リーグで敗退しました。

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