■MLB エンゼルス 10ー1 ドジャース(日本時間5日、カリフォルニア州アナハイム、エンゼルスタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのエンゼルス戦に「1番・DH」で出場し、この日は4打数ノーヒットと快音響かず打率は.290に。

史上初の「45本塁打-45盗塁」の大記録にあと1HR、自己最高の100打点に1打点と王手をかけている大谷だが、本塁打・盗塁・打点ともに「0」で記録達成はお預け。さらにエンゼルスタジアムでの通算100号も叶わず2連戦を終えた。

チームは先発のB.ミラー(25)が3被弾などで7失点と劣勢となり、打線は1点を返すのみで1-10で完敗。2桁失点は早くも9月2度目となった。

エンゼルス先発のG.キャニングを相手に初回の第1打席は、高めの初球ストレートを打ち上げサードフライ。3回の第2打席は2死無走者の場面で、追い込まれてから5球目チェンジアップを上手く拾ったがセンターフライに倒れた。

ドジャース先発のB.ミラーは、初回に無死満塁のピンチを招くと4番・レンドーンのタイムリーで0-2。続くモニアックの3ランでいきなり0-5と厳しい立ち上がり。

さらに2回には今季メジャーデビューのガバダスに2号ソロ、5回にウォードの3戦連発となる21号ソロを浴び、0-7と突き放された。

7点を追う中、大谷の6回の第4打席は1死無走者で打席に立ち、カウント2-2から5球目の低めスライダーにバットが空を切り、空振り三振に倒れた。ドジャースは6回裏の守備からM.ベッツ(31)、F.フリーマン(34)、M.ロハス(35)が交代でベンチへ。

7回の打線はA.パヘス(23)のタイムリーで1点をようやく返したが、大谷の8回の打席も三飛に倒れるなど、終盤は反撃ならずゲームセット。大谷は3試合ぶりの無安打。エンゼルス2連戦は1勝1敗で終え、明後日から本拠地でガーディアンズ戦を迎える。

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