サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でC組の日本は5日、埼玉スタジアムで中国に7―0と大勝した。

 日本は最終ラインに3人のDFを置く3バックの布陣で臨み、立ち上がりからボールを支配した。前半12分、久保(Rソシエダード)の左CKを遠藤(リバプール)が頭で合わせて、先制点を奪った。

 前半終了間際には、右サイドに入った堂安(フライブルク)のクロスから、三笘(ブライトン)がヘディングシュートを決めてリードを広げた。

 後半から中国がDFラインを5人に増やす布陣変更をしたが、日本は攻勢を続けた。後半7分、13分といずれも速いパス交換から南野(モナコ)が連続ゴールを決めて加点。さらに後半32分には途中出場の伊東(Sランス)、同42分には前田(セルティック)が得点した。終了間際に久保がゴール前中央から7点目となるシュートを突き刺し、最終予選を圧勝でスタートを切った。

 日本の先発はGK鈴木(パルマ)、DF谷口(シントトロイデン)、板倉(ボルシアMG)、町田(サンジロワーズ)、MF遠藤(リバプール)、守田(スポルティング)、三笘(ブライトン)、南野(モナコ)、堂安(フライブルク)、久保(Rソシエダード)、FW上田(フェイエノールト)。

 C組は、このほかサウジアラビア、オーストラリア、バーレーン、インドネシアを加えた6チームで、ホーム・アンド・アウェーによるリーグ戦で争う。日本は10日(日本時間11日未明)に敵地でバーレーン戦を迎える。

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