小川選手は準決勝でブラジルの選手に敗れ、3位決定戦で同じブラジルのケリー・ビクトリオ選手と対戦しました。

小川選手は自分よりも身長が高い相手になかなか技を仕掛けることができず開始1分すぎに指導を受けましたが、2分をすぎたところで「背負い投げ」で技ありを奪いました。

さらに、残り10秒を切ったところで2つ目の技ありを奪って合わせ技一本で勝ち、銅メダルを獲得しました。

小川選手は前回の東京大会に続き2大会連続で銅メダル獲得です。

小川和紗「メダルを取りに行くという気持ちで挑んだ」

2大会連続で銅メダルを獲得した小川和紗選手は「緊張もしたが、すごく楽しかった。1番は金メダルが欲しかったが、メダルを取らずに日本に帰るより、取って帰ることで自分もうれしいし、周りの人も喜んでくれるので、取りに行くという気持ちで挑んだ。会場に来てくれた人もSNSでメッセージを送ってくれた人もたくさんいて、力になった」とうれしそうに話していました。

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