■MLB ドジャース ー ガーディアンズ(日本時間7日 カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で出場し、6回の第3打席で5試合ぶりの45号ソロ本塁打を放った。今季46盗塁をマークしている大谷は、これでMLB史上初となる「45本塁打-45盗塁」の快挙を成し遂げた。

2点を追う6回、先発のM.ボイドを相手に、1死無走者の場面で2球目のシンカーを振り抜くと、打球はバックスクリーンへ。

前回のエンゼルス戦(5日)では、4打数ノーヒットで小休止。休養日を挟んで本拠地に戻り、カード初戦でいきなり「45-45」を達成。昨年の44本を超え、自己最高の46本(2021年)にあと1本と迫った。

2年連続のホームラン王に向けてナ・リーグ単独トップの大谷は、2位のライバル・M.オズーナ(33、ブレーブス)との差を「8」に広げ独走態勢に。また、打点は「99」から「100」に伸ばし、シーズン自己最高の100打点(2021年)を塗り替え、リーグ首位のブルワーズ・W.アダメズ(29)に並んだ。

8月は6月の今季月間最多に並ぶ12本をマークした大谷は、9月最初の1本となり、節目の大記録に到達。この日の第1打席はフェンスオーバーまであと一歩の中飛、第2打席は空振り三振。

かつてエンゼルス時代に「ヒリヒリした9月を過ごしたい」と語っていた大谷。チームは残り21試合で3年連続の地区優勝に向かう。大谷はシーズン51.7本ペースと依然として50本以上をキープし、前人未到の「50-50」達成にも期待が高まる。

◆MLB「40-40」以上【本塁打-盗塁】
1988年 J.カンセコ    42 - 40
1996年 B.ボンズ     42 - 40
1998年 A.ロドリゲス   42 - 46
2006年 A.ソリアーノ   46 - 41
2023年 R.アクーニャJr.  41 - 73
2024年 大谷翔平     45- 46(残り21試合)

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