記者会見はパリパラリンピックが12日間の日程を終えて閉幕する現地時間の8日午前にパリ市内で開かれました。

今大会で日本選手団が前日の7日までに獲得したメダルの総数は39個で、このうち金メダルは前回の東京大会より1つ多い14個となっています。

日本選手団は目標を「総数で史上最多の53個以上」としていましたが、田口団長は「実力を発揮できずに悔しい結果となった選手もいる。競技団体とともに、さらに高みを目指していきたい」と述べました。

一方で、金メダルの数については「うれしく思う。強化の取り組みがつながってきた」などと成果を強調しました。

そのうえで4年後のロサンゼルス大会に向けて「パリ大会を見た人たちが夢や希望、それに、目標を持って挑んでくれると感じている」と期待を示しました。

ただ、新たな選手の発掘に向けては「障害のある人たちに情報がどこまで届いているか、分からない部分がある。行政とも協力して情報が届くようにしていきたい」と述べて、課題があるという認識を示し、パラスポーツの情報や魅力の発信に力を入れていく考えを強調しました。

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