8日(現地時間)に最終日を迎えたパリパラリンピックは、うるま市出身の喜納翼が車いすマラソン(T54クラス)に登場しました。序盤で出遅れ12位に終わりましたが地元沖縄からも熱い声援が送られました。

パラリンピックに向け特訓中の喜納翼選手



パリ郊外から市内中心部を走るコースで争われたレースは、序盤からスイスの選手がトップを独走し、喜納は序盤、最下位の16位と出遅れます。

▽喜納翼(レース後に振り返って)
「全然スピードにのらなくて、すごく重くて、大きく出遅れてしまいました」

それでも1つ1つ順位をあげ諦めない姿勢を見せる喜納に、所属先のクラブ生やスタッフもエールを送ります。

「映ってるよ!頑張れ頑張れ!きつそうだけど頑張れ」

喜納翼が所属する「琉球スポーツサポート」の関係者ら






石畳が多いパリ特有のハードなコースに苦しんだ喜納でしたが、少しずつ順位を上げ、2時間04分53秒の12位でゴール。

「とりあえずお疲れだね!お疲れさまでした!」

▽喜納翼(レース後に振り返って)
「感謝の気持ちが一番大きい。本当にありがとうの気持ち。ひとりではここまで来られなかった。たくさんの応援・サポートがあって、ここまでたどりついた。ちょっと順位は申し訳ない。ただ気持ち的にはできる分は出し切りました」

▽琉球スポーツサポートのスタッフ・クラブ生

沖縄から声援を送った琉球スポーツサポートの関係者


「本当にお疲れ様でしたと言いたい。翼さんおめでとうございます、お疲れ様でした!」

世界の舞台で堂々の走りを見せた喜納は、10月・11月にもレースに参戦する予定で、挑戦はこれからも続きます。

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