T-岡田選手は大阪 吹田市出身の36歳で、2006年にオリックスに入団し、5年目の2010年にはホームラン33本を打ってホームラン王のタイトルを獲得するなど長距離バッターとして活躍しました。
プロ通算19年で204本のホームランを打ち、勝負強いバッティングでたびたび勝利に導くなど長年にわたってチームを支えてきましたが、今シーズンはここまで3試合の出場にとどまっていて、8日に引退を発表しました。
T-岡田選手は10日午後、大阪市で記者会見し「ことし1年、結果が出なかったらユニフォームを脱ごうと考えていた。やれることはすべてやってきたと思えたのですっきりした気持ちでユニフォームを脱ぐことができる」と引退を決意した心境を話しました。
そして「ところどころでいいホームランが打てて、それを皆さんの記憶に残してもらえたら僕の野球人生はすごく幸せだったと思う」と振り返りました。
ファンに向けては「打席に立ったときにもらった声援は何度も僕を奮い立たせ、背中を押してくれた。まだまだ強いオリックスになるように一緒に戦ってほしい」と感謝の気持ちを伝えていました。
T-岡田選手の引退セレモニーは京セラドーム大阪でのシーズン最終戦となる今月24日に予定されています。
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