■MLB マリナーズ 3ー7 パドレス(日本時間11日、ワシントン州シアトル、T-モバイル・パーク)

パドレスのダルビッシュ有(38)が敵地でのマリナーズ戦に先発、5回、63球を投げて、被安打7(2本塁打)、奪三振5、四死球0、失点2(自責点2)で防御率は3.52。5月20日以来、約4か月ぶりの白星、日米通算201勝目を挙げて、野茂英雄氏に並び歴代2位タイとなった。

前回5日、約3か月ぶりとなった復帰戦では3回途中3失点。中5日での復帰2戦目はア・リーグ西地区2位のマリナーズが相手、そして、キャッチャーは今季は初めてバッテリーを組むK.ヒガシオカ(34)。

1回、簡単に2死を奪ったが、3番・C.ラリー(27)にカウント2-1からスライダーがやや甘く入りライトスタンドへ30号ソロホームラン。前回の登板に続き2死からホームランで点を奪われた。

2回には先頭打者の5番・L.レイリー(29)にカウント3-1と悪くすると、5球目のスライダーが甘く入り、ライトスタンドへ19号ソロ、またもホームランで点を失った。続く6番・J.ターナー(39)にもセンター前へヒットを打たれたが、7番・J.ポランコ(31)をスイーパーでセカンドゴロ併殺打に抑えた。

パドレスは3回、ランナーを2人を置いて2番・F.タティースJr(25)が右中間へ15号逆転スリーランを放った。その裏、ダルビッシュは先頭打者から連打を許し、無死一、二塁のピンチを迎えたが2番・J.ロドリゲス(23)をストレートで見逃し三振、さらに2死から4番・R.アロザレーナ(29)もストレートで見逃し三振と点を取ってもらった次のイニングをしっかり抑えた。

勝ち投手の権利がかかった5回、先頭の8番・J.P.クロフォード(29)はシンカーで空振り三振、続く9番・J.ロハス(30)もシンカーで空振り三振と4回から良くなってきたシンカーを使って勝ち投手の権利を手にした。

パドレスは6回、ランナーを1人置いて4番・M.マチャド(32)がセンターへ今季26号のツーラン。5対3とリードを広げ、ダルビッシュに追加点をプレゼントした。ダルビッシュは5回で降板、63球を投げて、被安打7(2本塁打)、奪三振5、四死球0、失点2(自責点2)で防御率は3.52。5月20日以来、約4か月ぶりの白星、日米通算201勝目を挙げて、野茂英雄氏に並んだ。

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