世田谷区の総合運動場陸上競技場で行われた協定の調印式には、保坂展人区長や、日本パラ陸上競技連盟の増田明美会長などが出席し、協定書に署名しました。

協定では、日本パラ陸連が選手を区内の学校などに派遣し、講演会やパラスポーツの体験会を開催したり、選手の練習場所として区が運動場を定期的に提供したりするとしています。

保坂区長は「パリパラリンピックの余韻が覚めやらないうちに、支えていくという力をもっと強めていきたい。しっかりと日常に変えていくことが大事だ」と述べました。

調印式に出席したパラリンピックのトライアスロン男子 視覚障害のクラスで、東京大会で銅メダル、パリ大会では11位だった米岡聡選手は「学校での講演など、パラリンピックがない期間にも、草の根活動でいろいろな方に興味を持っていただきたいです。呼んでいただければ、どこへでも飛んで行きます。パラスポーツがさらに普及し、環境の整備が進めばうれしいです」と話していました。

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