■MLB ドジャース ー カブス(日本時間12日 カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのカブス戦に「1番・DH」で出場し、1回の第1打席で3試合ぶりとなる47号先頭打者本塁打を放った。

この一発で2021年にマークした46本を超え自己最多記録を更新。さらに今季47盗塁をマークしている大谷は自らのMLB記録を更新する「47本塁打-47盗塁」を達成。前人未到「50-50」の大記録まであと3本塁打&3盗塁とした。

また、メジャー通算218本となり、インディアンス、レンジャースなどで活躍した秋信守(2005年~2020年、韓国)が持つアジア出身選手のMLB最多記録に並んだ。

前日は4打数ノーヒットに終わったが、この日の第1打席は、相手先発の左腕J.ウィックスに対し、カウント1-2と追い込まれてから4球目のスライダーを振り抜くと打球は一気にセンター右のスタンドへ。

2年連続のホームラン王に向けてナ・リーグ単独トップの大谷は、2位のM.オズーナ(33、ブレーブス)との差を「10」に広げキング独走態勢に。また、打点を「101→102」に伸ばし、この時点でブルワーズのW.アダメズ(29)に並んだ。

打者に専念となった今季は、6月と8月に12本を放つなど順調に本数を重ね、ついに自身の最多本塁打に到達。チームは残り16試合で、大谷はシーズン52.1本ペースと依然として50本以上をキープし、50号の大台&前人未到の「50-50」が間近に迫った。

◆MLB「40-40」以上【本塁打-盗塁】
1988年 J.カンセコ    42 - 40
1996年 B.ボンズ     42 - 40
1998年 A.ロドリゲス   42 - 46
2006年 A.ソリアーノ   46 - 41
2023年 R.アクーニャJr.  41 - 73
2024年 大谷翔平     47 - 47(残り16試合)

◆大谷翔平 シーズン本塁打数
2018年 22本
2019年 18本
2020年 7本
2021年 46本
2022年 34本
2023年 44本
2024年 47本(残り16試合)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。