■プロ野球 DeNA 5-2 中日(13日・横浜スタジアム)
DeNAは中日に勝利し2連勝を飾った。試合は1回、3番・佐野恵太(29)の犠飛で先制。4回裏には連打でチャンスを作ると1番・梶原昂希(24)、2番・牧秀悟(26)に連続適時打が飛び出しリードを広げた。投げては先発・ケイ(29)が7回5安打2失点の好投で6勝目。リリーフ陣もリードを守り切った。
試合前までDeNAは62勝59敗2分の貯金3でリーグ4位。首位・巨人とは6ゲーム差、2位・広島、3位・阪神共に2ゲーム差となっていた。この試合の先発・ケイは試合前まで5勝6敗、防御率2.90をマーク。前回登板となった5日の広島戦(横浜スタジアム)では7回途中1失点も勝ち負けつかず。今回の登板が21試合目となった。
ケイの立ち上がりは先頭の岡林勇希(22)を遊ゴロ、2番・福永裕基(27)を見逃し三振に。2死を奪うと3番・カリステ(32)を三ゴロに打ち取り三者凡退に抑えた。
打線はその裏、中日の先発・松葉貴大(34)に対し先頭の梶原がサードを守る福永の後逸により出塁。2番・牧が右安打で繋ぎ、無死一、三塁のチャンスを作ると3番・佐野がセンターへの犠飛を放ち先制に成功した。
中盤4回裏には1死走者無しから6番・山本祐大(26)、7番・桑原将志(31)、8番・京田陽太(30)に連打が飛び出すなど2死満塁。迎えた1番・梶原はカウント2ー2からレフトへの適時打を放ち2点を加えた。さらに続く2番・牧にもライトへの適時打が飛び出し4ー0と突き放した。
ケイは6回まで無失点に抑える好投を披露。しかし終盤に入った7回表、5番・石川昂弥(23)、7番・山本泰寛(30)の安打を許し2死二、三塁とピンチを背負うと8番・村松開人(23)にレフトへの適時打を浴び2点を返された。
2点のリードに変わり直後の7回裏、中日の3番手・勝野昌慶(27)に対しこの回先頭の2番・牧が右二塁打で出塁。その後牧の好走塁もあり1死三塁のチャンスを作ると4番・オースティン(33)がセンターへの犠飛を放ち5ー2と再びリードを広げた。
そのまま3点リードで8回表を2番手・ウェンデルケン(31)、9回表を3番手・森原康平(32)が無失点に抑え試合終了。DeNAは中日との2連戦初戦に勝利した。
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