■陸上ダイヤモンドリーグ・ファイナル ブリュッセル大会・1日目(日本時間14日・ベルギー)

世界の強豪が集うダイヤモンドリーグ(DL)の成績上位者のみが出場できるファイナルの男子100mで、初出場のサニブラウン アブデルハキーム(25、東レ)が10秒10 (+0.1)で6位に入った。この種目で日本選手が出場するのは初となる。優勝はA.ブレイク(22、ジャマイカ)が9秒93。

待機する選手の中にはダウンジャケットを着る選手がいる寒さの中、7レーンのサニブラウンはまずまずのスタートを見せた。元世界王者のC.コールマン(28、アメリカ)やK.カーリー(29、アメリカ)などそうそうたるメンバーの中、中盤まで食らいついた。

レース後「全然良くない走りをしたにもかかわらず10秒10で走ったんで悪くないかなと思いますけど、ちょっとさすがに寒かったなと思います」と悔しい表情を見せた。

8月のパリオリンピック™では自己最高の9秒96をマークしたが、準決勝で敗退し日本勢、92年ぶりの決勝進出はならなかった。

今大会、優勝者には東京2025世界陸上の出場権が与えられる。

【男子100m結果】+0.1
1位 A.ブレイク(ジャマイカ)9秒93
2位 C.コールマン(アメリカ)10秒00 
3位 K.カーリー(アメリカ)10秒01
4位 E.エセメ(カメルーン)10秒09
5位 A.シンビネ(南アフリカ)10秒10
6位 サニブラウン アブデルハキーム10秒10
7位 B.ヒクリン(アメリカ)10秒13
8位 R.ワトソン(ジャマイカ)10秒25

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