関脇 大の里は15日、大関経験者の御嶽海に勝って、ただ1人、初日から8連勝とし、幕の内では自身初めての中日勝ち越しを決めました。

9日目は、先場所敗れている、若元春との対戦です。

大の里は、今場所ここまで見せている立ち合いで、当たってから得意の右を差す展開になれば優位です。

一方、若元春は、左四つが得意な形で、いわゆる、けんか四つの両者の対戦は差し手争いがポイントとなります。

また、ただ1人1敗の関脇 霧島は、前頭5枚目の湘南乃海と初顔合わせの一番です。

霧島は、前まわしを引いて頭をつける体勢に持ち込めれば優位となりそうです。

一方、湘南乃海は、得意の左四つでがっぷり組み合って勝機を探りたいところです。

このほか、2敗の大関 琴櫻は、前頭5枚目の宇良と対戦。

幕内前半では、今場所ここまでいずれも好調のベテラン、北勝富士と高安の2敗どうしの一番が組まれました。

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