スケートボード男子ストリートで東京オリンピックに出場した22歳の白井選手は、去年12月の世界選手権で金メダルを獲得するなど、パリ大会の出場権が決まる世界ランキングでここまで1位に立っています。
パリ大会の選考対象となるのは、5月と6月に開かれるアーバンスポーツの予選シリーズの残り2大会で、これを前に白井選手は練習拠点とする神奈川県寒川町で25日、取材に応じました。
このなかで白井選手は「すごくいい結果でここまでの予選を終えられたのはうれしいし、成長できた。ここからがスタートだと思っているので、今までのことはいったん忘れて世界1位ということも関係なく頑張っていきたい」と話しました。
この種目で日本からオリンピックに出場できるのは最大3人ですが、世界ランキング10位までに日本勢5人が入るしれつな争いとなっています。
これについて白井選手は「日本勢はミスをしなければ決勝までいけるポテンシャルを持っているので、どれだけミスをしないかだと思う。日本で3人までに入るのは難しいことで、今まで以上にきつい大会になると思うので、気を引き締めていきたい」と決意を示しました。
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