明治安田J1リーグでクラブ初の7連勝で首位に立ったサンフレッチェ広島。9月14日(土)は、天皇杯から中2日で4位・鹿島の本拠地に移動してのアウェー戦でした。

1週間で国内三大タイトルのうち、2つを失ったサンフレッチェ。残ったリーグ戦の優勝をかけた大事な一戦で今月、加入したパシエンシアが初めてスタメン出場します。

先制を許したサンフレッチェは、2分後の前半19分、新井直人 のコーナーキックに合わせたのはパシエンシア。「チームメイトと攻撃を組み立てて、頭でも足でも点を取れるのが武器」と話す元ポルトガル代表FWの来日初ゴールで同点に追いつきます。

勢いに乗るサンフレッチェは前半36分、川辺駿 がドリブルで切り込み、松本泰志 。川辺の華麗なまた抜きから松本もしっかり合わせ、逆転に成功します。

逃げ切りたいサンフレッチェでしたが、中2日が続き、体力的に厳しくなる後半37分、17歳のFWにゴールを許し、同点に追いつかれてしまいます。

8連勝を目指すサンフレッチェは、44分から 満田誠 を投入。その満田がドリブルで駆け上がり、ミドルシュートを放ちますが、相手キーパーに弾かれ、ゴールとはならず。

さらにアディショナルタイムには、佐々木翔 のクロスからドウグラス・ヴィエイラ。これも相手キーパーのファインセーブでゴールネットを揺らせず、サンフレッチェの連勝は「7」でストップ。順位は2位転落となりました。

試合後、スキッベ監督は「このチームを誇りに思う。ここ4試合はタイトなスケジュールの中、選手たちのパフォーマンスと情熱はすばらしかった」とコメントしています。

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