■MLB マーリンズ 11ー9 ドジャース(日本時間18日、フロリダ州マイアミ、ローンデポ・パーク)

ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で出場し、5打数1安打2打点3三振で打率は.287。5試合ぶりの48号で2打点を挙げて「110打点」。ブルワーズのW.アダメス(29)を逆転してトップに浮上した。

アトランタでの最終戦で2打点を挙げて、その夜に飛行機で2時間かけてマイアミに移動した大谷、ナ・リーグ東地区最下位のマーリンズ、先発はD.マコーガン(28)、メジャー3年目で未だ勝ち星なし、大谷は初対戦となった。

このローンデポ・パークは2023年、WBC決勝の舞台でアメリカ代表のM.トラウト(33)から三振を奪い、グラブと帽子を投げてガッツポーズした思い出の地。1回の第1打席、初対戦投手のボールをしっかり見ていき、カウント3-1から外角高めのストレートを狙ったが捉えきれずにファール。そして、フルカウントから内角低めのシンカーに見逃し三振。

ドジャースはその裏、先発B.ミラー(25)がナ・リーグ最少得点で東地区最下位のマーリンズ打線に捕まり、先頭打者から3連打を浴びるなど2点を先制された。さらに2回にも2点を奪われて、0対4とリードを広げられた。

すると3回、1死一塁で大谷の第2打席、カウント1-1から内角低めに入ってきたスイーパーを完璧に捉えて、打球速度170キロ、飛距離122.5m、角度は32度、直近4試合で本塁打・盗塁ともに記録していなかったが、5試合ぶりとなる48号豪快弾を放った。大谷はローンデポ・パークで初ホームランとなり、これで30球場制覇となり、残りは2球場(グレートアメリカン・ボールパークとシチズンズバンク・パーク)となった。

さらに2死一、二塁から5番・M.マンシー(34)が左中間へ2点タイムリーツーベース。大谷の一撃からチームに勢いが付き、一気に4対4の同点に追いついた。しかし、その裏、ドジャース2人目、M.グローブ(27)が7番・O.ロペス(25)にレフトスタンドへ6号ソロを浴び失点。追いついた直後に失点と流れを変えてしまった。

それでもドジャースは4回、8番・M.ロハス(35)が6号ソロで5対5と再び追いついた。そして、大谷の第3打席、マーリンズ2人目、左腕のA.ベネチアーノ(27)と対戦。内角高め154キロのストレートに空振り三振に倒れた。

ドジャースは打線が追いついてくれても投手陣が粘れず、4回まで毎回失点、5対7とまたまたリードされたが、5回に犠牲フライで6対7、その裏、ドジャース3人目、A.ベシア(28)がスコアボードにこの試合初めて「0」を入れた。

ベシアが作った流れに乗りドジャースは6回、2死一、三塁とチャンスを作り、大谷の第4打席、マーリンズ3人目のL.バカー(29)と対戦。カウント0-2と追い込まれると、外角低めのチェンジアップに空振り三振、この場面で3球三振と流れに乗れなかった。

チャンスを潰したその裏、ドジャースは4人目、R.ブレイジャー(37)が2失点で6対9と突き放された。7対9で迎えた9回、大谷の第5打席、昨季、西武でプレーしていたマーリンズ6人目、J.ティノコ(29)と対戦。チェンジアップにファーストゴロに倒れた。大谷は5打数1安打2打点3三振で打率は.287。5試合ぶりの48号で2打点を挙げて「110打点」。ブルワーズのW.アダメス(29)を逆転してトップに浮上した。

チームはナ・リーグ東地区最下位のマーリンズに15安打11失点と投手陣は完全崩壊、連勝は2で止まった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。